まさか私がSEOのことで記事を書くとは思っていませんでした。しかもよりによってブラックハットのことを記事にするとは・・・。
当社は2017年よりアフィリエイトを軸としたサイト運営をしてきました。当時からブラックハットSEO、ホワイトハットSEOはありました。
未だこの手法の名前が生き残っていたことに驚いていますが、ブラックと言われるとおり本来のSEOと違い、アルゴリズムの抜け穴を使って無理やり記事を上位表示させるやり方です。
一言で言えばペイドリンク(リンクを買う)と言われる方法で被リンクを買って、自分のサイトへ被リンクを流してもらい強制的に人気サイトであるとGoogleに偽造するやり方です。
この話を聞いて『そんなことやる人いないでしょう?』と思う方の方が多いと思いますが、現在もこのSEOの手法は現役で使用している業者は多いのです。
SEO業者はブラックハットが大好き
ホワイトハット | ブラックハット |
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未だにブラックハットが利用される背景には、サテライトサイトから被リンクをベタベタ貼ってもクライアントにはバレないでしょうというSEO業者の安易な考え方とクライアントに結果が出たことをアピールしたい思惑があります。
AというSEOコンサル会社があって、コンサルタントをスタートしてすぐに記事が上位表示されたら、『すごいSEOコンサル会社だ!』と思われますよね。
ただし、ブラックハットはアルゴリズムの穴を使った方法なので遅くとも2年以内にはペナルティーを受けてしまいます。
サイト運営と会社運営は似ている部分が多いのです。会社設立した時点で突然仕事が来ることはありません。1件ずつ丁寧に仕事をして、その成果が信用になり次の仕事につながっていくものですが、SEOでも同じことが言えます。
実際に当社でSEO対策をさせていただいているお客さまの例ですが、急に不可解な現象が起こったという連絡をいただいたことからはじまりました。
高額のコンサル料を支払っていたSEO業者と契約が切れた後から半年後、急にトラフィック(流入数)が大幅にダウンしてしまったというのです。
すでに会社のサイトとして作成している以上、サイトのURLを変更することは現実的ではありません。全ての被リンクを外してコンテンツ作成の見直しをさせていただきました。
サテライトサイトによる被リンクが未だ有効なのは事実
被リンク効果はネット上の人気投票です。リンクが多いサイトだとニュースサイトです。信用性の高い記事は引用されることが多いので被リンク効果は重要です。
本来リンクを受けていないにも関わらず、被リンクを受けているようにGoogleに見せるのでドーピングと同じなのです。
そして、本物のリンクでなく人為的に送られたリンクだとGoogleに認識されたときにペナルティーを受けるのです。
現在ではTwitterをはじめとしたSNSでの集客が人気になっています。
例えば、いちご農家をしている人が、いちご狩りの様子をTwitterにアップしたら「いいね」が集まることは多いですし、「今年のいちごは甘くておいしい出来です。まだ予約受け付けています」とツイートすれば興味のある人が見てくれるかもしれません。
SEOのコンテンツ作成と並行してSNSを活用したり、場合によってはリスティングと呼ばれる広告で集客しながら自社のサイトを成長させていくことできるようになったので、リスクの高いブラックハットSEOをあえて使う必要はなくなりつつあります。
グレーハットSEOならペナルティーの対象にならない
どうしても被リンクによる上位表示にこだわっているSEO業者は多いです。方法としては正解ですし、ペイドリンク(リンクを購入)しない方法ならグレーの方法は存在します。
よく聞く自然な被リンクを提供しますという方法です。自然なリンクを提供という時点でアウトな気もしますが、仮にSEO業者がブログを100個持っていて実際に稼働させている。このブログからリンクを貼っているならペナルティーの対象にならないでしょう。
ただし、独自ドメインのブログを延々運営するのは手間と時間がかかります。このようなやり方なら問題はないように感じます。
もし、あなたがSEO業者から自然な被リンクを提供しますと言われたらリンクを貼るサイトを確認しておいた方が良いでしょう。
サテライトサイトは見た目から普通のサイトではありませんし、場合によっては言葉を並べただけのブログと言えない代物になっていることも多いので、違和感のないサイトか事前にチェックしておくことが重要です。
当社の提供するSEOコンサルタントは以下のとおりになります。併せて参考にしてみてください。